インフルエンザの治療薬には、予防薬としての効果も認められており、感染者との濃厚接触が避けられない際に使用することで、感染のリスクを大幅に抑えることができます。A型とB型、どちらのインフルエンザウイルスにも有効です。インフルエンザ治療薬の予防投与は、感染者に対する治療目的の使用ではないため、健康保険適用外の自由診療となります。

• ご家族や同僚がインフルエンザに感染した場合
• どうしても休めない大切な仕事や受験に備えて
• 不特定多数の方と頻繁な接触が予想される際に

予防投与をご検討ください。当院では、以下の2種類の薬剤の処方が可能です。なお、強力な予防効果を一時的に期待して行う処方であり、ワクチン接種に代わるものではない点にご注意ください。