当院では、通常の抗アレルギー薬の内服による花粉症治療に加え、毎年ご好評をいただいております、注射による二つのプランの治療法をご提案しております。

Aプラン:免疫抑制剤注射

免疫抑制剤(副腎皮質ホルモン剤)の注射を1回行うことで、数カ月の期間、花粉症の症状を強力に抑制するものです。

使用する薬剤は、関節痛の治療などに用いられる医薬品医療機器法承認の国内正規医薬品ですが、現在のところ、花粉症への保険適用がございませんので、自由診療での治療となります。

この方法は即効性があり、飲み薬だけでは抑制しきれない重症の花粉症の方にも有効で、抗アレルギー剤による眠気も生じないため、お仕事で運転をなさる方にもお勧めできます。

アレルギー反応を根本から抑制し、局所の炎症を強力に抑える治療法ですが、免疫抑制剤を使用するため、生活習慣病や感染症、緑内障、白内障、生理不順などを指摘されている方や、ご自身の健康に不安がある方には実施できません。

注射部分の皮膚の凹みや、生理周期の乱れなどの副作用が生じる場合がございます。

価格:5500円/回(税込・自由診療)

Bプラン:減感作療法

アレルギー反応の伝達物質であるヒスタミンの働きを抑えることで、症状の緩和を図るほか、あらゆる物質へのアレルギー体質を改善させることを目的とした、減感作療法と呼ばれる方法です。

週に1回、合計6回の注射を行います。

こちらは健康保険の適用がございます。

減感作療法は花粉症以外にも、アトピー性皮膚炎や、繰り返すじんましんなど、あらゆるアレルギー症状に対しても有効です。ダニ、ハウスダスト、カビ、食物など、アレルギーの原因物質の種類を問わず適応があり、現在ほかの病気で治療中の方にも実施することができます。

使用する薬剤は、ヒト免疫グロブリンを用いた生物学術的製剤であり、理論上、感染症のリスクの完全な排除が困難であるため、注射前に同意書への記入が必要となります。(昭和42年の薬剤の販売開始以降、感染例の報告は一件もありません)

免疫療法であり、複数回の注射の後に効果が出現するため、即効性はなく、効果には多少の個人差があります。

あらゆる薬剤と治療法には、副作用が生じるリスクがございます。患者様の症状やアレルギー体質、既住歴などによって最適な治療方法は異なります。それぞれのプランは、患者様と相談し、同意の上で選定させていただいております。

上記以外にも、様々な治療法のご提案が可能ですので、つらい花粉症でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。