2024年は猛暑の影響からか、夏のカモガヤの花粉の飛散が多かったばかりか、最近ではブタクサの花粉の影響が出てきました。花粉症予防注射は春のみならず、夏や秋の花粉にも有効ですので、ぜひご相談ください。
花粉症予防注射
POINT
花粉症予防注射とは
免疫抑制剤(副腎皮質ホルモン剤)の筋肉注射を一回行うことにより、数カ月の期間、花粉症の症状を強力に抑制する治療法です。使用する薬剤は、関節痛などの治療に用いられる医薬品医療機器法承認の国内正規医薬品ですが、通常の花粉症への保険適用が無いため、自由診療となります。この注射は即効性があり、飲み薬だけでは症状が改善しない重症の方にも有効で、抗ヒスタミン薬特有の眠気も生じないため、運転をなさる方にもお勧めできます。春のスギ・ヒノキのほか、夏のカモガヤや、秋のブタクサの花粉にも有効ですので、受付は一年を通して行っております。
花粉症予防注射のメリット
強力な作用で、重症の方にも有効
眠気が生じないため、運転も安心
毎日クスリを飲む面倒からの解放
数か月分の内服薬よりお得な価格
花粉症予防注射のデメリット
白内障・緑内障の方には実施不可
注射部位の皮膚がへこむ可能性有
女性は、月経不順となる可能性有
通年性に症状がある方には不向き
価格
花粉症予防注射
診察料や注射手技料のすべてを含む金額
医薬品医療機器法承認の国内正規医薬品を使用
※クレジットカードなどのキャッシュレス決済はご利用いただけませんのでご了承ください。
※毎年2月から3月にかけては、多くの方にご予約をいただくため、Web予約枠が数十日先まで埋まってしまう傾向にあります。直接お電話をいただいても、追加の予約は承っておりません。しかし、診療時間内にご来院いただいたすべての患者様に対して、当日の受付と診療は行っておりますので、ご希望の方はお時間に余裕をもって、直接ご来院ください。
※当院ビル7階の、雪月花メディカルクリニック アレルギー美容皮膚科でも、花粉症予防注射を行っており、予約枠の空きはまだございますので、こちらもご確認ください。
よくあるご質問
Q予約に関して
花粉症予防注射の予約は、当Webサイトの予約フォーマットからのみ可能です。電話での予約は承っておりません。毎年1月後半から3月までは、Web予約枠が数十日先まで埋まってしまう傾向にあるので、ご検討の方はお早目に予約されることをおすすめします。当日受付も行っておりますので、予約は必須ではありません。
Q当日受付に関して
予約が無い場合でも、診療時間内にご来院いただいたすべての患者様に対して、当日の受付と診療を行っております。ただし、相応の待ち時間が生じますので、お時間に余裕をもって直接ご来院ください。
Q待ち時間に関して
もっとも混雑する2月後半から3月前半は、予約がある場合で30分前後です。当日受付の場合、2時間以上かかる日もあります。院内が満席となり外に行列ができる際には、整理券を配布し、当日内の指定の時間に再度ご来院いただくようお願いする場合があります。
Q当日の流れに関して
受付終了後、順番が来ましたら、カウンセラーが注射の内容に関するご説明をいたします。(初回の場合のみ)その後、問診票に必要事項を記載してください。その内容に基づき医師が診察を行い、注射の可否を判断します。注射が可能な場合は、処置室(1階または7階)にご案内し、看護師が注射を行います。会計は基本的に注射後となりますが、混雑状況によっては注射前にお願いする場合もあります。
Qお支払方法に関して
混雑緩和のため、現金のみのお支払とさせていただきます。クレジットカードなどのキャッシュレス決済はご利用いただけません。
Q注射時の痛みに関して
花粉症予防注射は筋肉注射にて行います。針の刺入時の痛みは、健康診断における採血の際と同程度ですが、筋肉内を針が通る際に、鈍い痛みを感じる場合があります。
Q効果の出現に関して
注射の翌日から効果を自覚される方がほとんどですが、個人差があります。
Q効果の持続期間に関して
体重・体格・性別などにより個人差がありますが、おおむね2ヵ月前後とお考え下さい。
Q注射の間隔に関して
春の花粉症の場合、通常は1シーズンに1回のみの注射で、快適にお過ごしいただける方が多い印象です。ただし効果が弱まり、花粉症の症状が再発するようなら、再度の注射を承りますが、最低1ヵ月の間隔を開ける必要があります。3回以上の連続した注射はおすすめいたしません。
Q注射を行う部位に関して
基本的に、左右いずれかの二の腕の外側の筋肉に行います。患者様の希望に応じて、お尻の筋肉に注射することも可能です。
Q注射の所要時間に関して
3分前後とお考えください。
Q注射前の準備に関して
特にございません。
Q注射後の注意点に関して
注射が終わった部位は、最低3分間、強く圧迫してください。圧迫が不十分の場合や、患者様の体質によっては、皮下出血(紫・青・緑・黄などの色のあざ)が数日間残る場合がございますが、時間とともに必ず消失します。圧迫の際には、決して筋肉を揉まないようご注意ください。揉んでしまうと筋肉から薬液が漏れ出て皮下に溜まり、効果が薄れるばかりでなく、皮膚の凹みが出現する場合があります。
Q注射をお断りする方に関して
使用する薬剤の性質上、
- 現在、なんらかの感染症の症状がある方
- 高血圧・高脂血症・糖尿病・極度の肥満などの生活習慣病を指摘されている方
- 血栓症・心筋梗塞・胃潰瘍・骨粗しょう症・緑内障・白内障と診断されたことのある方
- 薬剤や化学物質に対してアレルギーを起こしたことのある方
- 妊娠中や授乳中、または月経不順のある方
- 未成年の方
には原則として、注射を行うことができません。不安がある場合には、直近の健康診断の検査結果などをご持参の上で、ご相談ください。上記に当てはまらなくとも、患者様の症状や体質、身体所見や既往歴によっては、注射を行うことができない場合がありますことをご理解ください。当院では専用の問診票に記載をいただいた上で、医師が注射の可否を判断いたします。
Q薬剤の副作用に関して
当注射により、注射部位の痛み、皮下出血、皮膚の凹み、神経損傷、生理不順、一時的な副腎機能低下、薬剤による蕁麻疹、アナフィラキシーなどが生じる場合があります。当院では注射前にすべてのリスクに関する説明を十分に行い、患者様の文書による同意の上での診療を行っております。
Q保険適用に関して
当注射にて使用する薬剤は、医薬品医療機器法承認の国内正規医薬品ですが、通常の花粉症に対する使用は健康保険適用外であるため、当ページに記載のメニューは自由診療となります。
注意事項
診療科
診療時間
土・日:10:00-14:30
診療終了時間の30分前に受付終了
休診日
住所
サカイ末広ビル1階・7階
(受付は1階)
電話番号
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